親の面倒を見ない兄弟

義両親と初孫のお宮参り

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去年の暮れに、
初孫が生まれました。

 

 

初孫の上男の子とあって、
両家とも大喜びです。

 

 

特に義理の両親は、
跡取りができたと大喜びでした。

 

 

実は義理の両親は、
現在はふたりとも高齢者施設に
入所しております。

 

 

ひと口に老人ホームにに
入所している…

 

 

と言えば簡単そうですが、
入所するまでは、本当に大変でした。

 

 

義両親が介護施設へ入所するまで

 

 

まず、
お舅さんが室内のわずかな段差で転倒して、
足に金具を入れる手術をしました。

 

 

義理の両親宅とは少し距離がありますので、
そのことがきっかけで同居か?

 

 

介護施設に入るか?

 

 

どちらかを勧めたのですが・・・

 

 

二人ともとにかく頑固で、
聞く耳を持ちませんでした。

 

 

「ふたりで暮らすから放っておいてくれ」と
言うのです。

 

 

でも老老介護は、
先が見えています。

 

 

義両親の生活が立ち行かない

 

 

そして、
今度はそれから1年も経たないうちに、
お姑さんが白内障の手術をしたのです。

 

 

今までお姑さんにお世話をしてもらうだけで
生きてきたお舅さんは、この時ばかりは
本当に困り果てて、私たち夫婦をやっと
頼ってきてくれたのです。

 

 

自分の着替えがどこにあるのかも
分からないようなお舅さんでしたから、
無理もないことです。

 

 

ところが、頼っては来たものの、
いざ話し合いとなると・・・

 

 

ヘルパーさんを雇うとか、
介護施設に入るのは恥だとか。

 

 

一体、どうしたいのか?
と主人もあきれ果てた時。

 

 

「じいちゃんもばあちゃんも、
そんな勝手なことばっかり言うのなら・・・

 

 

もうすぐ生まれて来る
孫は抱っこもさせないし会わせもしない!

 

 

人を困らせてばっかりで、迷惑かけて。
恥ずかしくないのか!!」

 

 

息子のあまりにも痛烈なひと言に、
二人とも、がっくりとうなだれてしまいました。

 

 

義理の両親からすれば、
かわいい孫の一言が、ものすごくグサッと
きたようですが、私は胸がスッとしました。

 

 

舅の介護施設への入所

 

それからまた話し合った結果、
とにかく一度施設の見学に行こうと
ゆうことになりました。

 

 

幸い、
近くに出来たばかりの施設があったので、
家族全員で見学に行くことに。

 

 

そして・・・・

 

施設の職員さんがみなさんとても親切で、
何度もお声かけいただきました。

 

 

入所者の方々も、
それぞれの時間を楽しんでおられるようでした。

 

 

見学したのは1時間足らずだったでしょうか。

 

 

施設をすっかり気に入った義理の両親は、
施設長に「私たちはいつから入れますか?」と、
直談判していたのにはちょっと笑ってしまいました。

 

 

なんだかんだとごたごたしましたが、
結局は3ヵ月待ちで、二人そろって
入所することが出来ました。

 

 

これで、私たちもやっと一安心です。

 

それから二か月後。

 

 

義両親との初孫のお宮参り

 

 

孫が無事に生まれ、
家族そろってのお宮参りの日。

 

 

義理の両親も
介護施設から一時外泊の許可を貰って
もちろん参加しました。

 

 

孫を抱っこして、
本当に幸せそうでした。

 

 

そして。

 

「あの時、孫のお前が叱ってくれなかったら、
私たちは、今でもわがままなじいさんとばぁさんの
ままだったよ。本当に有難う」と、
今まで聞いたこともないような、
素直な気持ちを話してくれたのです。

 

 

何だか私も、じーんときてしまって、
義理の両親にもっと優しくしてあげれば良かったと、
反省しました。

 

 

施設に送った帰り道、玄関で、
施設の方と一緒に私たちが見えなくなるまで
ずっと手を振ってくれました。

 

 

孫が義理の両親を変えたのですね。

 

 

私たち家族にとって、
忘れられないお宮参りになりました。